前歯の歯周ポケットが改善しないので、歯茎を開けて確認しました。

八重歯の舌側に特に深い病巣があるので機械的に除去しました。

縫合して終了です。

孤立している歯の両側に、インプラントを埋入する予定ですが、骨幅が足りず埋入するスペースが十分に確保できない事が予想されます。

歯茎を切開して、骨の幅を確認してみたのですが、やはり不足しています。

幅が足りないので、インプラントの側面が露出していました。


足りない部分に、人工の骨補填材を充填して、吸収性の保護膜で覆いました。

精密な縫合をして歯茎を閉鎖し、骨補填材が骨に置き換わるのを待ちます。

before

歯の根の分岐した部分の感染源が残っており、感染源が歯茎の中に埋もれている状態です。

歯茎を切開して、感染源を直接露出させ、器具で機械的に搔爬します。
after

歯茎を縫合して閉じて終了です。

主訴 : 奥歯で物が噛めるようになりたい。

下顎の奥歯の部分は、歯が失われていて、骨が吸収して減ってしまっています。このままでは義歯も安定しないし、インプラントを埋入する骨がありません。そこで、この部分に骨を足す手術を行いました。

歯肉を切開して骨の状態を確認しました。

チタンプレートで外枠をつくり、中に骨補填材を充填しました。

切った歯肉の端と端を精密に縫合してピッタリと密着させました。こうすると治癒が速やかに行われます。また、術後に腫れたり、痛みがでたりすることが少ないです。